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無口で無愛想なお隣さん(赤井さん)の声を聞いたことがなかった新一だが、ある日、思いもよらぬかたちで声をかけられることに。そこからふたりの関係が変わっていくのだけれど――。新一の友人として白馬探が登場します。
商品紹介
サークル【ぼくのふね】がお届けする“秘密の裏稼業 2”新刊はパラレル設定。
社会人の赤井さんと大学生の新一くんがアパートのお隣さんとして暮らす世界のお話『スローコミュニケーション』
新一が新しく引っ越した先は、駅から徒歩五分のアパートだ。
時折隣に住む男とすれ違うのだが、目が合って会釈をされたことがあるくらいの関わりしかない。
職業不詳、物騒な目つき、彼の声を聞いたことは一度もない。
…だったはずなのですが――――？
調子に乗って買い物をしすぎたせいで、荷物がかさばって重い。
持った荷物を抱えてゆっくりと歩いていると、見知らぬ人から声がかかる。
「随分と重そうに持つんだな」
視線を向けた先にいたのは無口で無愛想な「お隣さん」だった。
荷物運びの手伝いをしてくれて、けれどそっけない会話で、極めつけは差し入れの肉じゃが(鍋)。
一体赤井さんは何を考えているのでしょうか？
是非お手元にてゆっくりと交流を深める二人のお話をご堪能あれ！