
この人にはもっと オレの作ったもの食べてほしいな
【あらすじ】
名切晃太郎はスーパーの惣菜売り場で働いている。
ある日、よく見かけるサラリーマン・高野渡が自分の作っている惣菜ばかり買っていることに気づく。好物の惣菜が売り切れて落ち込んでいた高野に名切が声をかけたことで二人はご飯を一緒に食べる仲に。段々と高野に惹かれていく自分を自覚する名切だったが…
二人で囲むしあわせな食卓。それには、期限があって…
【担当者コメント】
美味しいご飯を囲むなら、好きな人がいい。
晃太郎の作った惣菜や、ご飯を美味しそうに食べる渡の表情。本当に幸せそうで、見ているこちらも笑顔になってしまうほど。幸せな二人の日常が、けれどとあることをきっかけに少しずつすれ違っていってしまいます。メイン級に登場する料理の数々は、二人の心情を表すかのようで、何を食べるのかではなく誰と食べるのかが大事だというメッセージがひしひしと伝わってくる描写は必見です。優しい気持ちのたくさん詰まった一冊。
著者 | 上田 アキ |
出版社 | 一迅社 |
発行日 | 2016/12/15 |
種別/サイズ | 書籍 - コミック/ その他 |